稲城市の屋根修理業者のおすすめは?1978年創業の一級建築士事務所が、工事内容別の制度と業者の選び方を解説!

稲城市で屋根を直そうと思った時、工事の中身を決める前にまずご覧になっていただきたいことがあります。
稲城市では、屋根の工事の内容によって使える制度が変わります
屋根を直す、塗り替える、軽い屋根材に葺き替える。どれも「屋根修理」ですが、当てはまる制度はそれぞれ違います。

工事の内容を決めてから制度を調べると、間に合わないことがあります。なぜなら稲城市の制度はどれも、契約や着工の前に申請する決まりだからなんです。
私たちハチジン(八陣建設)は、1978年の創業から調布市多摩川に事務所を構える一級建築士事務所です。東京都木造住宅耐震診断事務所の登録事務所でもあり、稲城市の耐震診断助成では診断機関としての要件を満たす会社になります。
- 稲城市の制度が、屋根の工事の内容によって変わること
- 屋根の塗り替えに使える商工会の補助金と、その条件
- 屋根を軽くする葺き替えなら、上限100万円の耐震改修助成が視野に入ること
- 耐震診断の助成に市内業者の条件がないこと
- 立て替えなしで工事ができる代理受領制度
- 屋根の傷みを自分で見わける方法
稲城市の屋根修理は、工事の内容で使える制度が変わります
先に稲城市の屋根修理についての制度をおさらいします。
| 屋根の工事の内容 | 使える可能性のある制度 | 金額の上限 |
|---|---|---|
| 屋根の塗り替え | 稲城市商工会 住宅改修等補助金 | 工事費(税抜)の10パーセント・15万円 |
| 重い屋根から軽い屋根材への葺き替え | 稲城市 木造住宅耐震改修助成金 | 費用(税抜)の2分の1・100万円 |
| その前に必要な耐震診断 | 稲城市 木造住宅耐震診断助成金 | 費用(税抜)または10万円の低い方 |
| 屋根の断熱改修 | 国 みらいエコ住宅2026事業 | 断熱材の種類と使用量による |
| 台風や雪による破損 | 火災保険の風災・雪災・雹災 | 契約による |
順番にご説明します。
稲城市の屋根の塗り替えに使える商工会の補助金
稲城市商工会の住宅改修等補助金です。工事費(消費税を除く)の10パーセント、上限15万円が補助されます。
対象工事の一覧には「内外壁の塗装及び張替え」と書かれています。屋根という語は一覧に明記されていませんが、「建物の改修及び増改築」「その他リフォームに伴う工事」という項目もあります。
屋根の工事が対象になるかは、工事の内容によって判断が分かれます。使えるかどうかを決めるのは商工会になりますので、見積りを取った段階で電話(042-377-1696)でご確認ください。(ここを自己判断で進めると、あとで対象外と分かった時に残念です)
- 工事店の条件
稲城市商工会の会員事業所、または稲城市に本店登記のある法人・事業所が稲城市にある個人事業主に限られます - 工事の規模
30万円以上(消費税を除く) - 申請の時期
工事着工前に限ります。足場を組んだ時点で着工とみなされます - 回数
年度内に1人1回、対象となる建物につき1回のみ - 今年度の受付
令和8年6月11日をもって終了しています
私たちハチジンは調布市の事務所ですので、この補助の対象にはなりません。屋根の塗り替えで商工会の補助を使いたい方は、稲城市内の事業者にご依頼ください。
補助の詳細は商工会の「令和8年度 稲城市商工会住宅改修等補助金」のご案内で確認できます。(受付は予算に達した時点で終わり、令和8年度は6月11日で締め切られました。)
以下では、商工会助成よりもさらに大きな規模の「市による助成」をご紹介いたします。
稲城市で屋根を軽くする葺き替えなら、耐震改修の助成があります
瓦屋根を軽い屋根材に替えると、地震のときに建物の上に載る重さが減ります。稲城市の耐震改修助成は、この「屋根を軽くする」工事を耐震改修の一部として扱えます。
当社は東京都木造住宅耐震診断事務所の登録を受けていますので、稲城市の耐震診断の実施機関として診断し、その結果をもとに屋根の葺き替えを含む補強の設計をすることができます。
稲城市の木造住宅耐震改修助成金は、耐震改修に要した費用(税抜)の2分の1、上限100万円です。
そしてこの制度には、市内業者の条件がありませんので当社でもご利用いただけます。
商工会の15万円と、こちらの100万円。助成の桁が違いますよね。
対象は、稲城市内の木造住宅で、昭和56年5月31日以前に建てられたもの、または昭和56年6月1日から平成12年5月31日までに在来軸組工法で建てられた平屋建て・2階建てです。
条件は、耐震診断の結果で倒壊する可能性があると診断され、改修後の評点が1.0以上になることです。
ただし、これは耐震補強の工事に対する補助です。市の留意事項には、耐震性能の向上を目的としない増築、改築、設備や外装などのリフォームは対象とならないと書かれています。屋根を葺き替えれば必ず対象になる、というわけではありません。
稲城市の耐震診断は、市外の事務所でも受けられます
耐震改修の助成を使うには、先に耐震診断が必要です。
稲城市は、診断を行える機関を要綱で定めています。
- 一般社団法人東京都建築士事務所協会南部支部に所属する建築士事務所
- 東京都木造住宅耐震診断事務所登録制度実施要綱に基づく耐震診断事務所として登録を受けた建築士事務所
- 市内に営業の本拠を置く事業所に所属する一級・二級・木造建築士のうち、日本建築防災協会の耐震講習を修了した者
2つめの項目に市内という限定がありません。当社は調布市の事務所ですが東京都木造住宅耐震診断事務所の登録事務所ですので、稲城市の耐震診断助成の診断機関としてご対応可能です。
診断の助成は、診断に要した費用(税抜)または10万円のいずれか低い方です。1棟につき1回限りで、令和8年度の受付は予算上限に達して終了しています。
制度の詳細は稲城市の「木造住宅耐震診断助成金」「木造住宅耐震改修等助成金」のページに載っています。令和8年度は診断の助成は受付が終わっていますが、改修の助成は12月11日まで受け付けています。診断を自己負担で受ければ今年度のうちに改修の申請まで進められますし、診断も助成で受けたい方は、先に屋根の点検だけ済ませて来年度4月の受付を待つ形になります。
稲城市の代理受領制度を使うと、立て替えが要りません
稲城市には代理受領制度があります。これは助成金を診断機関や施工業者が代理で受け取る仕組みで、お客様は費用から助成金を差し引いた額だけを支払えば済むシステムです。工事費の全額をいったん立て替えるという必要がなくなります。
またこれは耐震診断でも耐震改修でも使えます。利用には委任の手続きが必要ですので、申請の相談をする段階で市の窓口にお伝えください。
ご不明点や窓口が分からない方は、お気軽にハチジンのお問い合わせフォームからご連絡ください。
稲城市の屋根で、傷みが出やすいところ

制度の話をする前に、そもそも直す必要があるのかどうかも重要ですよね。
屋根は、住んでいる人がいちばん見ない場所のひとつです。稲城市は坂と丘の多い市で、道路から屋根を見上げられないお宅もあります。気づいたときには下地まで傷んでいた、ということになりやすいのはそのためです。
| 見えるもの | 考えられること |
|---|---|
| 屋根材のひび割れ、欠け | 屋根材そのものの傷み。割れは広がっていきます |
| 色があせている、触ると粉がつく | 塗膜の劣化。防水の機能が落ちています |
| 棟の板金が浮いている、釘が抜けている | 強風で飛ぶおそれがあります。台風の前に直しておきたい箇所です |
| 瓦がずれている | ずれた隙間から下地に雨が入ります |
| 雨樋から水があふれる | 詰まりか、勾配の狂いが考えられます |
| 天井や壁にしみがある | すでに雨漏りしている可能性があります |
| 軒天がはがれている | 内部に水がまわっているサインのことがあります |
ご自身で確かめるのは、地上と2階の窓から見える範囲までにしてくださいね。(屋根に上がるのは大変危険です。)気になる部分があれば、私たちが上がって写真を撮ってお見せいたします。
稲城市の屋根修理で、工法をどう決めるか

| 工法 | 内容 | 向いている状態 | 使える制度の目安 |
|---|---|---|---|
| 部分補修 | 傷んだ箇所だけを直す | 傷みが限られた範囲にとどまっている | 30万円未満だと商工会の補助は対象外 |
| 塗装 | 表面を塗り直して防水の機能を回復させる | 屋根材そのものは健全で、塗膜が劣化している | 商工会の補助(要確認) |
| カバー工法 | 既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる | 下地が健全で、解体の費用を抑えたい | 屋根が重くなるため耐震改修とは方向が逆 |
| 葺き替え | 既存の屋根材を撤去し、下地から新しくする | 下地まで傷んでいる。屋根を軽くしたい | 耐震改修助成/国の断熱改修 |
カバー工法は解体費と処分費がかからないため費用を抑えられますが、下地が傷んでいる場合には使えません。そして屋根が重くなってしまいます。そうなると上限100万円の耐震改修助成を使いたい場合とは、目的の方向性が逆になりますよね。
そのため費用だけで選ぼうとすると、使えたはずの制度を逃すことがあるということなんです。
工法は、屋根に上がって下地を見てから判断し、ご提案いたします。もし下から一目見ただけで「これは葺き替えが必要ですね~」などと言われたら、なぜ塗装やカバー工法では足りないのかを聞いてみてください。稲城市の補助は工法を問いませんので、必要以上に大きな工事にする理由はありません。
稲城市の屋根修理で、火災保険が関わるとき
稲城市の制度は塗り替えと葺き替えに向いた補助ですが、台風や雪で壊れた屋根には、それとは別に火災保険の話が出てきます。
風で棟板金が飛んだ、雪で雨樋が曲がった、雹でスレートが割れた。こうした壊れ方は風災・雪災・雹災の補償で直せることがあります。しかし、古くなって傷んだ分には火災保険は適用出ません。
高台で風の当たる家では、台風のあとに棟板金だけ飛んでいることがあります。
万が一被害にあってしまわれた場合は、まず写真を残してから保険会社にご連絡ください。商工会の補助と火災保険を同じ工事で両方使うことになる場合は、見積書を被害の復旧とそれ以外で分けておくとスムーズです。
経年劣化と言われたときの確かめ方や、「保険で無料で直せます」という勧誘の見分け方は『屋根修理に火災保険は使える?』にまとめました。
稲城市でも、市を装った訪問には気をつけてください

稲城市は、耐震助成の留意事項の中で、こう注意を呼びかけています。
市役所が行う耐震診断・改修助成事業では、皆様からのお申し出がない限り、業者が家を訪問したり電話をすることはありません。
稲城市には実際に補助の制度があるぶん、補助金を持ち出す話が本当らしく聞こえますよね。だからこそ気をつけてください。
「市の補助が使えます」と言って屋根に上がろうとする訪問は、稲城市ではとくに本当らしく聞こえるのでだまされて屋根にあげてしまうお客様が多くいらっしゃいます。ただし、その補助は市内の事業者が施工する場合に限られ、着工前に申請が要るタイプのものなので、訪問してきたその場で契約して使える種類のものではありません。
突然訪問してきた見ず知らずの業者を屋根に上げるのは絶対におやめください。また名刺と会社の所在地を確かめてください。その日のうちに契約を迫る会社は疑ってください。
「被害にあったかもしれない」「今まさに契約を迫られている」ご不安なときは、いつでも当社へお電話ください!
稲城市で相見積もりを取るとき、見積書のどこを見るか
稲城市では、見積書が補助金の申請書類そのものになります。商工会には見積書の写しを出しますし、耐震改修の助成では耐震改修の部分とそれ以外を分けた内訳が要ります。見積書の作り方で、補助が受けられるかどうかが変わってきます。
| 見るところ | 稲城市で効いてくる理由 |
|---|---|
| 内訳が工事ごとに分かれているか | 「屋根工事一式」だけの見積書は、商工会の審査でも耐震の申請でも困る |
| 屋根の面積の出し方 | 勾配を考えた実面積か。稲城市は坂と丘の上の家が多く、勾配のきつい屋根が目立つ |
| 工法 | 塗装・カバー工法・葺き替えのどれか。工法が違えば金額は比べられない |
| 耐震改修と、それ以外の区分 | 軽い屋根材への葺き替えを耐震改修として申請するなら、その部分だけを分けて書く |
| 施工業者の所在地 | 商工会の補助を使うなら市内の事業者。見積書の社名と住所でそれが分かる |
他社さんの見積書をお持ちいただければ、屋根に上がって現況と照らしたうえで内容をご説明します。
ハチジンの施工事例

スレート屋根の塗り替えを、工程の順にご覧いただきます。商工会の補助を使う場合、この工程の写真が完了報告の材料になります。
屋根の洗浄

屋根の塗り替え(施工前)

屋根の塗り替え(施工後)

細部の補修作業

稲城市には、無料で相談できる窓口があります
工事を頼む前に、稲城市の公的な窓口で話を聞くこともできます。
- 稲城市 都市建設部 まちづくり再生課(耐震診断・耐震改修助成)電話 042-378-2111
- 稲城市商工会(住宅改修等補助金)電話 042-377-1696
- 稲城市 都市環境整備部 緑と環境課(カーボンニュートラル住宅設備等補助金)電話 042-378-2111
- 住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)電話 0570-016-100
制度の内容と予算の状況は年度で変わります。申請の前に、必ず担当課で最新の条件をご確認ください。
どこに聞けばよいか分からないときは、当社にご相談いただいてもお繋ぎさせていただきます。
稲城市の屋根修理でよくいただくご質問
- 稲城市で屋根の修理に補助金は出ますか?
-
工事の内容によります。屋根の塗り替えであれば稲城市商工会の住宅改修等補助金(工事費の10パーセント・上限15万円)の対象になりえますが、対象工事の一覧に屋根という語は明記されていないため、商工会への確認が要ります。重い屋根を軽い屋根材に葺き替えて耐震性を上げる工事であれば、市の耐震改修助成(費用の2分の1・上限100万円)が視野に入ります。
- 商工会の補助金は、市外の業者でも使えますか?
-
使えません。稲城市商工会の会員事業所か、稲城市に本店登記のある法人、事業所が稲城市にある個人事業主に限られます。当社は調布市の事務所ですので、この制度の対象外です。
- 耐震改修の助成も市内業者だけですか?
-
いいえ。稲城市は、講習会の受講者リストに載っていない施工業者であっても、建設業の許可を得ているものによる耐震改修工事であれば助成対象となると明記しています。市内業者の条件はありません。
- 耐震診断はどこに頼めばいいですか?
-
稲城市は診断機関を要綱で定めています。建築士事務所協会南部支部に所属する事務所、東京都木造住宅耐震診断事務所として登録を受けた事務所、または市内に本拠を置き日本建築防災協会の講習を修了した建築士です。当社は2つめに該当しますので、稲城市の診断機関としてお受けできます。
- 費用を全額立て替える必要がありますか?
-
稲城市には代理受領制度があります。助成金を診断機関や施工業者が代理で受け取る仕組みで、費用から助成金を差し引いた額だけをお支払いいただければ済みます。
- 屋根の修理に火災保険は使えますか?
-
風・雪・雹で壊れた分は、火災保険の風災・雪災・雹災の補償で直せることがあります。古くなって傷んだ分は出ません。稲城市の商工会の補助や耐震の助成とは別の話ですので、被害の写真を残してから保険会社に連絡してください。経年劣化との見分け方と申請の順番は『屋根修理に火災保険は使える?』にまとめました。
- 稲城市まで来てもらえますか?
-
伺えます。事務所は調布市多摩川で、稲城市までは車で30分ほどです。工事中も担当が現場に入れる距離です。
- 点検と見積もりは無料ですか?
-
無料です。屋根に上がって傷んでいる場所と原因を確かめ、塗り替えで済むのか、下地まで直すのかをご説明します。稲城市の制度のうちどれが当てはまるかも、その場でお答えします。契約を急かすことはありません。
稲城市で屋根修理をお考えの方へ

稲城市の屋根修理は、同じ屋根でも工事の中身で使える制度が変わります。塗り替えなら商工会の補助、軽い屋根材への葺き替えなら耐震改修の助成。前者は市内の業者に限られ、後者は限られません。
当社は調布市の事務所ですので、商工会補助の対象にはなりませんが市による耐震改修の補助申請と、その診断機関にはなることが出来ます。どちらの助成でも、契約や着工の前に申請する決まりです。
当社は1978年の創業から、調布市で建築の仕事を続けてまいりました。設計から施工まで、一級建築士事務所として一貫して行うためスムーズな工程と中間マージンのない適正サービスに自信があります。
「とりあえず家の状態を見てほしい」このような漠然としたご要望でも構いません。
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