三鷹市の屋根修理業者のおすすめは?1978年創業の一級建築士事務所が、火災保険が使える場合と雨漏りを放置しない目安を解説!

三鷹市で屋根の修理をお考えのお客様から、まずいただくご相談がこちらです。
三鷹市に、屋根の修理に使える助成金はありますか?
先にお答えしておきますと、三鷹市には屋根の補修そのものに出る助成金は残念ながらありません。
ただ、がっかりされるのはまだ早いんです。
屋根を軽い屋根材に替える工事なら耐震改修の助成が使えることがありますし、台風や雪で壊れた屋根なら、ご加入の火災保険で直せることがあります。
屋根の修理は、工事の中身によって使える制度が変わるんです。三鷹市では、助成金を探すより、この見極めのほうが大事だと思っています。
私たちハチジン(八陣建設)は、1978年の創業から調布市多摩川で設計と施工をしている一級建築士事務所です。三鷹市は調布市の隣で、屋根の点検にも日常的に伺っております。
このページでは、三鷹市の制度と火災保険が使える場合、お客様ご自身で確かめられる屋根の傷み、そして雨漏りを放置しないための目安を、私たちが現場で見てきたことをもとにご説明します。
- 三鷹市の屋根修理で、使える制度と使えない制度
- 台風や雪の被害で火災保険が使える場合と、申請の順番
- お客様ご自身で確かめられる屋根の傷みと、雨漏りを放置しない目安
- 屋根修理の工法と、2025年4月から建築確認が要る工事
- 三鷹市で業者を選ぶときの見方と、見積書の確認点
三鷹市の屋根修理に助成金は使えるか。工事の中身で答えが変わります
「屋根修理 助成金」で検索すると、いろいろなページが出てきます。
ただ、三鷹市の公式サイトを一つずつ確かめてみると、屋根の補修に直接出る制度はありません。屋根に関わるところで使えるのは、次の制度です。
| 制度 | 屋根修理での使いどころ | 助成の額 |
|---|---|---|
| 木造住宅耐震改修工事等助成 | 重い瓦を軽い屋根材に替える工事を、耐震の補強計画の一部として行うとき | 費用の3分の1(上限50万円)。障がい者世帯・高齢者世帯は2分の1。簡易改修工事は上限30万円 |
| 木造住宅耐震診断等助成 | 改修の助成を使う前に必ず受ける診断 | 診断費用の3分の2(上限10万円)。簡易診断は上限4万円 |
| 新エネルギー・省エネルギー設備設置助成金 | 屋根に太陽光発電を載せるとき | 1キロワットあたり1万円(上限10万円)。令和8年度は8月10日で受付終了 |
| ブロック塀等撤去助成 | 屋根とは別。足場を組む機会に危険な塀を撤去するとき | 1メートルあたり1万円(30メートルまで) |
| 火災保険 | 台風・雪・雹で壊れた屋根 | 契約による。古くなって傷んだ分は対象外 |
屋根の塗り替えやスレートの補修は、この表のどれにも当てはまりません。三鷹市では、屋根の修理そのものはお客様の自己負担で考えていただくことになります。
その代わり、と言ってはなんですが、台風や雪で壊れた屋根には火災保険という道があります。これは次の章でご説明します。
三鷹市の耐震改修助成は、診断から始まる順番があります
耐震改修の助成を使うには、まず三鷹市の制度で耐震診断を受けて、「倒壊する可能性がある」または「倒壊する可能性が高い」と診断される必要があります。診断をせずに、いきなり改修の助成だけを申請することはできません。
ここで一つ、正直にお伝えしておきたいことがあります。
三鷹市の耐震診断は、東京都建築士事務所協会南部支部に登録された建築士事務所のうち、建築業と兼業していない事務所が行う決まりです。私たちハチジンは設計と施工の両方をしていますので、三鷹市の診断機関にはなれません。
ですので、助成を使って診断を受けたい方は、まず市役所本庁舎5階の住宅政策課(52番窓口)にご相談ください。市が指定する診断機関を案内してもらえます。診断の結果が出たあとの補強の設計や工事は、私たちでもお手伝いできます。
改修の助成には、ほかにも三鷹市らしい条件があります。
申請の前に建築指導課が現地を調査し、斜線制限や建ぺい率などに違反している部分があれば、それを直す計画にしないと助成が受けられません。工事の契約前に交付決定を受けること、1つの住宅につき1回限りであることも決まっています。
屋根を軽くする工事は、三鷹市の「簡易改修工事」に当たることがあります
三鷹市の耐震改修助成には、本格的な耐震改修工事のほかに「簡易改修工事」という区分があります。耐震性の向上を目的とした工事で、図面と積算書を出して申請するもので、上限は30万円です。
重い瓦屋根を軽い屋根材に葺き替える工事は、建物の上に載る重さを減らしますので、耐震の面では効果のある工事です。ただし、この工事が簡易改修工事として認められるかどうかは、住宅政策課との事前相談で決まります。「葺き替えれば助成が出る」と決めてかからず、先に窓口で確かめていただくのが確実です。
制度の細かい条件は、三鷹市の『木造住宅耐震改修工事等助成制度』と『木造住宅耐震診断等助成制度』のページでご確認ください。
台風や雪で壊れた三鷹市の屋根は、火災保険で直せることがあります
助成金がない三鷹市で、屋根の修理費を軽くできる可能性がいちばん高いのが、ご加入の火災保険なんです。
火災保険というと火事のときの保険だと思われがちですが、多くの契約には風災・雪災・雹災の補償がついています。
台風で棟板金が飛んだ、大雪で雨樋が曲がった、雹でスレートが割れた。こうした被害は、保険金で直せることがあります。
- 1. 写真を撮る
屋根には上がらず、地上から被害の写真を撮る。日付が残る設定で - 2. 保険会社に電話する
業者と契約する前に、ご加入の保険会社か代理店に被害を伝える - 3. 見積書を取る
被害箇所の復旧と、それ以外の工事を分けた見積書にしてもらう - 4. 査定を待つ
保険会社の査定額が出てから、工事の範囲を決める
順番を間違えて先に直してしまうと、被害を示すものがなくなります。
逆に、雨が入り続けているときは応急処置を先にして構いません。その場合も、処置の前と後の写真は残しておいてください。
免責(自己負担額)や請求の期限、「経年劣化です」と言われたときの確かめ方は『屋根修理に火災保険は使える?』という記事に詳しくまとめてあります。三鷹市でも流れは同じです。
「保険金で無料で直せます」と言う訪問業者とは、契約しないでください
台風のあとの三鷹市でも、「保険で自己負担なく屋根が直せます」と訪ねてくる業者がいます。
迷ったときは、業者ではなく、まずご加入の保険会社か代理店にお電話ください。しつこい勧誘は、日本損害保険協会の「保険金に関する災害便乗商法 相談ダイヤル」(0120-309-444)や、消費者ホットライン(188)が受け付けています。
私たちは、保険の申請を代行しません。申請はお客様ご自身で行うものだからです。その代わり、被害写真の撮り方と、保険会社に出す見積書の作り方は、きちんとお手伝いします。
三鷹市の屋根で、お客様ご自身で確かめられる傷みの目安
屋根は、住んでいるお客様がいちばん見ない場所です。だからこそ、気づいたときには下地まで傷んでいた、ということが起こります。ここでは、地上からと2階の窓から見える範囲で確かめられることをご説明します。

上の写真をご覧ください。スレートに入った細いひび割れです。この程度なら、と思われるかもしれませんが、雨はここから入って、下の防水シートに届きます。防水シートが元気なうちは雨漏りになりませんが、シートにも寿命があります。
| 見えるところ | こんな様子なら | 急ぎの度合い |
|---|---|---|
| 屋根の表面 | 色があせて白っぽい。コケが広がっている | 塗り替えの時期。急ぎではない |
| 屋根の表面 | スレートが割れている、ずれている、欠けて落ちている | 早めに点検を。下地に水が入る |
| 棟(屋根のてっぺん) | 板金が浮いている、波を打っている、釘が抜けている | 台風の前に。飛ぶと近所にも被害が出る |
| 雨樋 | 外れている、垂れている、雨のとき水があふれる | 早めに。壁と基礎を傷める |
| 室内の天井 | 雨染みがある、クロスが浮いている | すぐに。雨漏りが始まっている |

雨樋は見落とされがちですが、屋根の点検で最初に不具合が見つかることの多い場所です。雨の日に、樋から水があふれていないか、竪樋のつなぎ目から水が漏れていないかを見ていただくだけでも、状態が分かります。
雨漏りを放置しないための、三つの目安
「雨漏りしているけれど、少しだから」と様子を見ていらっしゃる方は、実は少なくありません。
ただ、雨漏りは待っていても直りません。木材が腐り、断熱材が濡れ、最後は下地の張り替えになって、費用は何倍にも膨らみます。
放置しない目安として、私たちは次の三つをお伝えしています。
- 天井や壁に染みが出た
染みが出た時点で、屋根裏ではすでに水が回っています。染みが広がっていなくても点検を - 台風や大雪のあとに、屋根の様子が変わった
板金が飛んだ、瓦がずれた。この場合は火災保険の対象になることがあるので、直す前に写真を残してください - 築20年を過ぎて、一度も屋根を見ていない
スレートも防水シートも、20年前後で傷みが出はじめます。雨漏りしていなくても、一度点検を
台風や雪で壊れた屋根は、風災・雪災として火災保険で直せることがあります。ただし順番があって、先に直してしまうと被害を示せなくなります。
写真の残し方と申請の流れは『屋根修理に火災保険は使える?』に別にまとめてありますので、そちらをご覧ください。
三鷹市の屋根修理で選べる工法と、2025年4月から確認申請が要る工事
屋根の修理と一口に言っても、工法は大きく4つあります。
どれになるかは、屋根に上がって下地の状態を見てから決めます。写真だけ、あるいは道路から見上げただけで「葺き替えが必要です」と言い切られたら、その根拠を聞いてみてください。
| 工法 | どんな屋根に | 三鷹市で気をつけること |
|---|---|---|
| 部分補修 | 割れたスレートの差し替え、棟板金の打ち直し、雨樋の交換 | 台風や雪が原因なら火災保険の対象になることがある |
| 塗装 | 表面の色あせやコケが中心で、下地は健全 | 三鷹市に塗装の助成はない。塗料の種類で持ちが変わる |
| カバー工法 | 屋根材は傷んでいるが下地は健全 | 屋根が重くなる。耐震の面では逆向きの工事 |
| 葺き替え | 下地まで傷んでいる、または軽い屋根材にして耐震性を上げたい | 下地(垂木)まで替える範囲が屋根の半分を超えると、木造2階建てでは建築確認が要る |
最後の行が、2025年4月に変わったところです。木造2階建ての家で、屋根を垂木まで替える範囲が面積の半分を超えると、着工前に建築確認が要るようになりました。三鷹市の窓口は市役所の建築指導課 審査係(第二庁舎1階、電話 0422-29-9744)です。屋根材と防水シートを替えるだけなら対象になりません。
どの工事が対象で、どの工事が対象外かは『リフォームに確認申請は必要?』に国土交通省の事例集をもとにまとめましたので、葺き替えをお考えの方はそちらもご覧ください。

上の写真は、屋根材を剥がしたら下地の板が傷んでいた例です。こうなるとカバー工法は使えません。
事前の点検でどこまで読めるかが私たちの腕の見せどころですが、剥がしてみないと分からない部分は必ず残ります。ですので見積書には、下地が傷んでいた場合の単価を先に書いておくようにしています。
三鷹市で屋根修理の業者を選ぶとき、見ていただきたいこと
三鷹市の屋根修理は、市の助成がない代わりに、業者選びがそのまま結果に出ます。私たちが「ここを見てください」とお伝えしている点を挙げます。
一社の話だけで決めていないか
「葺き替えないと危ない」と言われた屋根を別の建築士が見ると「まだ塗装で十分」だった、ということは、実際によくあります。見立てが違えば、金額は何倍も変わります。
ですので三鷹市でも、点検は2〜3社に頼んで、見立てが合っているかを確かめてください。その際はぜひハチジンも入れてください。点検とお見積もりは無料で、他社様の見立てについても屋根に上がってお答えします。
「市から」「都から」を名乗る訪問には、気をつけてください
東京都は、耐震の事業者組合を名乗って不安をあおる手口に注意を呼びかけています。「市から紹介された」「都の指定業者です」と言われたら、その場で契約せず、市役所に確かめてください。
当社にも、テレビの電波を調べていると言って屋根に上がり「壊れています」と言い残していった業者のご相談が届いたことがあります。点検に伺うと、何ともありませんでした。
具体的な手口と断り方は『魅力的な営業文句に要注意!』という記事にまとめてあります。
見積書は、ここを確かめてください
| 見るところ | なぜ大事か |
|---|---|
| 工法が書いてあるか | 塗装・カバー工法・葺き替えのどれかで、金額は比べられない |
| 屋根の面積の出し方 | 平面図の面積か、勾配を考えた実面積か。勾配のきつい屋根では2割以上違う |
| 下地が傷んでいた場合の単価 | 剥がしてみないと分からない部分の扱いが、先に書いてあるか |
| 棟板金・雨樋が別の項目か | 「一式」に溶けていると、あとで確かめようがない |
| 足場が屋根だけか、外壁と兼用か | 兼用なら、外壁の塗り替えも同じ足場でできる |
他社様の見積書をお持ちいただければ、屋根に上がって現況と照らし合わせたうえで、内容をご説明します。他社様のものでも構いません。
ハチジンの屋根修理の施工事例
私たちが実際に行った屋根の工事を、工程の順にご覧いただきます。屋根は工事が終わると見えなくなる場所ですので、途中の写真を残すようにしています。

塗り替えの工事でいちばん大事なのは、塗る前の洗浄です。上の写真のように、洗ったところと洗っていないところで色がまるで違います。この汚れの上に塗っても、塗料は定着しません。


塗り替えのあとに縁切りをしないと、スレートの重なりが塗料でふさがれて、かえって雨漏りの原因になります。ここは仕上がりの写真では分からないところですので、工事の前に「縁切りはしますか」と聞いてみてください。

ほかの施工例は『施工実績表』のページでご覧いただけます。
三鷹市の屋根修理でよくいただくご質問
- 三鷹市に屋根修理の助成金はありますか?
-
屋根の補修そのものに出る助成金はありません。屋根を軽い屋根材に替える工事を耐震の補強計画として行う場合は耐震改修の助成(費用の3分の1・上限50万円、簡易改修工事は上限30万円)、屋根に太陽光発電を載せる場合は新エネルギー・省エネルギー設備設置助成金の対象になりますが、後者は令和8年度分の受付が8月10日で終わっています。台風や雪で壊れた屋根は火災保険で直せることがあります。
- 台風で屋根が壊れました。火災保険は使えますか?
-
風災の補償がついた契約なら、使えることがあります。先に直さず、地上から写真を撮って、業者と契約する前にご加入の保険会社か代理店にご連絡ください。古くなって傷んだ経年劣化は対象になりません。契約によっては免責(自己負担額)があります。
- 耐震診断をハチジンに頼めますか?
-
三鷹市の助成を使う診断は、南部支部に登録された建築業と兼業していない事務所が行う決まりですので、当社はその診断機関にはなれません。住宅政策課で診断機関を案内してもらってください。診断の結果をもとにした補強の設計や、屋根を軽くする葺き替えの工事は、当社でお手伝いできます。
- 雨漏りしています。まず何をすればいいですか?
-
まず、天井の染みと、外から見える屋根の様子を写真に撮ってください。台風や雪のあとなら火災保険の対象になることがあり、直す前の写真が要ります。そのうえで、私たちにご連絡ください。屋根に上がって原因を確かめ、雨が入り続けている場合は先に応急の処置をご相談します。
- 三鷹市まで来てもらえますか?
-
伺えます。事務所は調布市多摩川で、三鷹市は隣の市です。点検とお見積もりは無料で、契約を急かすことはありません。
- 屋根の工事に、建築確認は要りますか?
-
塗装や部分補修、屋根材と防水シートだけの葺き替えには要りません。木造2階建てで、下地の垂木まで替える範囲が屋根の面積の半分を超える場合は、2025年4月から着工前に建築確認が要ります。窓口は三鷹市役所の建築指導課です。要否の判断から申請まで、当社で行えます。
三鷹市で屋根修理をお考えの方へ

三鷹市の屋根修理で覚えておいていただきたいのは、屋根の補修に市の助成はないけれど、台風や雪の被害なら火災保険という道があるということです。先に直さず写真を残して保険会社に連絡し、それから2〜3社の見積もりを比べる。この順番なら、営業の言葉に振り回されることはないと思います。
当社は1978年の創業から、調布市多摩川で建築の仕事を続けてきました。一級建築士事務所として設計から施工まで見ていますので、屋根の傷みが塗装で済むのか、下地まで直すのかを、写真をお見せしながらご説明できます。
また当社では毎月、「建築士に何でも聞ける無料相談会」を開いています。他社様のお見積りをお持ちいただいても構いませんし、「まだ工事の時期なのか分からない」という段階でのご相談も歓迎です。コールセンターまたはご相談フォームよりご予約ください。
どうぞ私達「はちじん」に何でもお気軽にご相談ください^^