府中市の屋根修理業者のおすすめは?1978年創業の一級建築士事務所が、屋根材の見わけ方と使える制度を解説!


府中市で屋根の修理をお考えの方に、まず最初にお伝えしておきたいことがございます。
府中市には、屋根の補修そのものに対する助成制度がありません
これは府中市の公式サイトに書いてある文言なんですが、他に道がないわけではありません。
屋根を軽くする葺き替えなら耐震改修の助成が、屋根の断熱改修なら国の制度が視野に入ります。自然災害による破損であれば、火災保険という選択肢もあります。
私たちハチジン(八陣建設)は、1978年から調布市多摩川で設計と施工を行う一級建築士事務所です。府中市は事務所から車で20分ほど、お客様も大変多く屋根の点検で日常的に伺っている地域です。
このページでは、府中市で使える制度、屋根材ごとの傷み方の見わけ方、業者の見きわめ方をご説明いたします。
- 府中市に屋根の補修への助成がないこと
- 「耐震改修の上限は110万円」という記述を見かけたときの考え方
- 屋根を軽くする葺き替えなら、上限170万円の耐震改修助成が視野に入ること
- 府中市の委任払い制度を使うと、初期費用の負担が下がること
- 耐震改修をすると税の優遇を受けられる場合があること
- 屋根材の種類ごとに、できる工事と傷み方が違うこと
- 火災保険が使える場合と、使えない場合
府中市の屋根修理に助成金は出るのか
府中市の「リフォームや良質な住まいづくりなどに関する情報」というページに、次の注記があります。
府中市では、住宅の外壁塗装(遮熱塗装を含む)・屋根の補修・内装の模様替えなど、一般的なリフォームに対する助成制度はありません。
「屋根の補修」が対象外と書かれています。そのため屋根を塗り替える、割れた部分を直す、といった工事に市の助成は出ないんです。
もうひとつ、注意していただきたいことがあります。「府中市の耐震改修助成は上限110万円」と書かれたサイトページをいくつも見かけますが、市の現在の案内では上限170万円です。数字が古いまま残っているページが少なくありません。助成金の情報は、必ず市の公式ページで確かめてください。
府中市で屋根を軽くする葺き替えなら、耐震改修の助成金があります
屋根を軽くすると、地震のときに建物の頭が振られる力が小さくなります。つまり重い陶器瓦を金属屋根などの軽い屋根材に替える工事は、それだけで耐震補強の一つに数えられるんです。
当社でも、瓦屋根を軽い屋根材に替える工事は、耐震の観点からご提案することがあります。
| 内容 | 助成額 | 限度額 |
|---|---|---|
| 耐震診断 | 診断費用の3分の2 | 12万円 |
| 耐震改修 | 改修費用の2分の1 | 170万円 |
| 耐震除却 | 除却費用の2分の1 | 50万円 |
| 耐震シェルター等の設置 | 設置費用の4分の3 | 30万円 |
対象になるのは、平成12年5月31日より前に着工した木造の一戸建てです。昭和56年6月1日以降に着工した家は、在来軸組工法の平屋か2階建てに限られます。
条件は、耐震診断の結果が評点1.0未満であること、そして改修後に評点が1.0以上になることです。工事監理者による工事監理も求められます。
屋根を軽くしさえすれば助成が受けられる、というわけではありません。壁の補強や金物の追加を組み合わせて、はじめて1.0を超えることが多いです。
そしてもっとも大事な条件があります。府中市の耐震改修助成を使える施工業者は、建築工事業の許可を得た事業所を市内に有し、耐震補強に関する講習会を受講した事業者に限られます。市が利用可能な施工業者名簿を公開していますので、依頼先を決める前に必ずご確認ください。
府中市の委任払い制度を使うと、初期費用の負担が下がります
以下が助成の説明のなかで、意外と見落とされている制度です。
府中市には委任払い制度があります。工事の費用から助成金を差し引いた額だけを事業者に支払い、助成金は市から直接事業者に支払われる仕組みです。いったん全額を立て替える必要がなくなります。
利用するには委任状の提出が必要です。使えるかどうかは工事の内容によりますので、申請の相談をする段階で市の窓口にご確認ください。
府中市で耐震改修をすると、税の優遇を受けられる場合があります
助成金の話に隠れがちですが、税の優遇もあります。
昭和56年5月以前の旧耐震基準で建てられた住宅で耐震改修工事を行うと、所得税や固定資産税の優遇を受けられる場合があります。
府中市の耐震改修助成金の交付を受けて評点を1.0以上にした方には、税の控除等を受ける際に必要な「住宅耐震改修証明書」を市が発行します。
所得税の控除については武蔵府中税務署(電話042-362-4711)へ、固定資産税の減額については市の該当ページでご確認ください。
府中市で屋根の断熱改修をするなら、国の制度が使えます
市の助成が屋根の補修に出なくても、国の制度は別立てです。
国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」には、躯体の断熱改修という区分があります。外壁、屋根・天井、床の部位ごとに、一定量以上の断熱材を使う改修が対象です。
補助額は、使う断熱材の種類と使用量に応じて決まる仕組みになっています。金額の目安は事業の公式サイトでご確認ください。
屋根の葺き替えや葺き直しにあわせて断熱材を入れるのであれば、国の制度を検討する価値があります。市に助成がないという一点で諦めてしまうともったいないことになってしまう場合があります。
なお、この種の国の補助は登録された事業者を通じて申請する仕組みになっていることが多いです。工事を頼む会社が登録事業者かどうかを、早い段階でご確認するとスムーズです。
府中市の屋根修理は、屋根材の種類から考えます

屋根修理の話は「いくらかかるか~」から始まりがちですが、これは実は順番が逆なんです。
屋根材の種類が決まれば、できる工事が決まります。できる工事が決まれば、費用の幅も決まります。まず自分の家の屋根が何でできているか確かめることも大切です^^
| 屋根材 | 見た目の特徴 | 出やすい症状 | 塗装 |
|---|---|---|---|
| スレート(化粧スレート・コロニアル) | 薄く平らな板が重なっている。現在いちばん多い | ひび割れ、欠け、色あせ、コケ | できる |
| 日本瓦(陶器瓦) | 波形で厚みがある。和風の屋根 | ずれ、割れ、漆喰の傷み | 原則しない |
| セメント瓦・モニエル瓦 | 瓦の形だがセメント製。表面が塗装されている | 塗膜の剥がれ、表面のざらつき | 必要 |
| 金属屋根(ガルバリウム鋼板など) | 継ぎ目が直線的で軽い | サビ、へこみ、棟板金の浮き | できる |
| トタン | 古い金属屋根。波板状のものが多い | サビ、穴あき | できる |
府中市で見落とされやすいのは、日本瓦の扱いです
陶器瓦そのものは塗装を必要としません。そして瓦自体は50年、60年ともつと言われます。
傷むのは瓦ではなく、その下なんです。棟を固定している漆喰、瓦の下の防水シート、そして野地板。表からは瓦がきれいに見えていても、下地が寿命を迎えていることがあります。
「瓦だからまだ大丈夫」と考えていた家で、雨漏りが出ることがあるのはこのためです。

府中市の点検では、棟板金と雨樋もあわせて見てください

屋根本体より先に傷むのが、棟板金と雨樋です。
棟板金は屋根のいちばん高いところを覆う金属です。固定している釘が抜けてくると浮き、強風で飛んでしまうので台風の前に直しておきたい箇所です。
また、雨樋は詰まったり外れたりすると、雨水が外壁を伝って基礎まで流れてしまい外壁の劣化や地面のえぐれにつながることもあります。
府中市の屋根修理で、どの工法になるかの分かれ目
屋根材の種類の次は工法をご説明いたします。
| 工法 | 内容 | 向いている状態 |
|---|---|---|
| 部分補修 | 傷んだ箇所だけを直す | 傷みが限られた範囲にとどまっている。棟板金の交換や漆喰の詰め直しなど |
| 塗装 | 表面を塗り直して防水の機能を回復させる | スレート、セメント瓦、金属屋根で、屋根材そのものは健全な場合 |
| カバー工法 | 既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる | 下地が健全で、解体の費用を抑えたい場合 |
| 葺き替え | 既存の屋根材を撤去し、下地から新しくする | 下地まで傷んでいる。屋根を軽くしたい。断熱材を入れたい |
工法は、屋根に上がって下地の状態を見てから判断します。写真だけ、あるいは道路から見上げただけで「これは葺き替えが要りますね~」などと業者から言い切られたら、その根拠を詳しく聞いてみてください。屋根の下地や細かい状態は上がってみないと分かりません。
カバー工法は費用を抑えられる工法ですが、下地の野地板が傷んでいると使えません。上に重ねた分だけ屋根が重くなることも、耐震の面では見ておくべき点です。府中市で耐震改修の助成を使って屋根を軽くする工事とは、目的の方向が逆になります。
府中市で足場を組むなら、外壁とまとめて考えてください
ここで見落とされがちな話をひとつ。
屋根の工事には足場が要りますよね。そして、その足場は外壁の工事でも使うものと同じなんです。
別々の年に工事をすれば、足場代も2回かかります。府中市のお住いで屋根を確認しに伺うと、外壁のシーリングも同じ頃に切れていることが多く、片方だけ直して数年後にもう一度足場を組む、となると費用がかさむので一度の足場で二つの工事をしてしますのも手です。
当社では屋根の点検に伺ったとき、外壁の状態も見て、いつごろ考えればよいかをお伝えしております。
府中市の屋根修理で、火災保険の話が出るとき
府中市は屋根の補修に市の助成が出ない市ですので、台風や雪のあとのご相談では、火災保険が使えるかどうかが最初の話になります。
しかし保険が使えるのは、風・雪・雹で壊れた分だけなんです。つまり「棟板金が飛んだ」、「雪で雨樋が曲がった」、「雹でスレートに穴が開いた」こうした被害を風災・雪災・雹災の補償で直せることがあります。古くなって傷んだという部分には使えません。
また、順番が重要になってきます。写真を残す、保険会社に連絡する、それから修理です。先に直してしまうと、被害があったことを示せなくなります。
経年劣化と言われたときの確かめ方、見積書の作り方、「保険で無料で直せます」という勧誘の見分け方は、『屋根修理に火災保険は使える?』に別にまとめました。府中市の屋根で保険を使う工事も、その順番で進めております。
府中市でも、市を装った訪問には気をつけてください

府中市は、自らのホームページで注意を呼びかけています。
市が耐震化の戸別訪問を行う際は、訪問員が市発行の訪問員証を必ず携帯しています。一方で、電話や訪問で市や都と関連があるかのように装い、耐震診断などの勧誘を行う事業者がいます。不審な電話や訪問があったら、即答せずにまず市へお問い合わせください。
市の職員を名乗る、テレビ局の関係者を名乗る、耐震の組合を名乗る。名乗り方は変わりますが、やることは同じで、屋根に上がって「壊れています」と言い、その場で契約を迫ります。当社で点検すると何ともなかった、という屋根もありました。
府中市に屋根の補修の助成はありませんから、「市の助成で屋根が直せる」という話が出た時点で、その訪問は本当ではありません。
断り方と実際のやりとりは、『魅力的な営業文句に要注意!』のページに載せています。訪問を受けて不安になったときは、契約の前に当社へお電話いただけましたら屋根をご確認しにお伺いいたします。
府中市の屋根修理で相見積もりを取るとき、見積書のどこを見るか
屋根の見積書は、外壁より読みにくいと思います。屋根に上がれないので、書いてあることを確かめようがないからです。それでも紙の上で分かることはあります。
| 見るところ | 府中市の屋根でよくある食い違い |
|---|---|
| 屋根の面積 | 平面図の面積で出しているか、勾配を考えた実面積か。勾配のきつい屋根では2割以上違う |
| 工法 | 部分補修・塗装・カバー工法・葺き替えのどれか。工法が違えば金額は比べられない |
| 下地の扱い | カバー工法でも葺き替えでも、野地板が傷んでいた場合の単価が書いてあるか |
| 足場 | 屋根だけの足場か、外壁と兼用か。兼用なら外壁の工事もこの機会に検討できる |
| 棟板金・雨樋 | 屋根本体と別に項目が立っているか。ここが「一式」に溶けている見積書は要注意 |
金額の安いほうがカバー工法で、高いほうが葺き替えだった、ということは本当によくあります。同じ工法・同じ範囲にそろえてから比較なさってみてください。
当社では、屋根に上がって現況と照らし合わせたうえで、お見積もり内容をご説明します。
ハチジンの施工事例

ここでご紹介するのは、当社が行った屋根の塗り替えの工程です。スレート屋根の塗装を、順を追ってご覧いただきます。
屋根の洗浄

スレート屋根の塗り替え(施工前)

スレート屋根の塗り替え(施工後)

細部の補修作業

府中市には、無料で相談できる窓口があります
工事を頼む前に、府中市の公的な窓口で話を聞くこともできます。
- 府中市 都市整備部住宅課住宅安全係(耐震の助成・委任払い)電話 042-335-4173
- 府中市 生活環境部環境政策課環境改善係(エコハウス設備設置費助成金)電話 042-335-4196
- 武蔵府中税務署(耐震改修に伴う所得税の控除)電話 042-362-4711
- 府中市役所(代表・担当課へのお取次ぎ)電話 042-364-4111
- 住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)電話 0570-016-100
制度の内容と予算の状況は年度で変わります。申請の前に、必ず担当課で最新の条件をご確認ください。
どこに聞けばよいか分からないときは、当社にご相談いただいてもお繋ぎさせていただきます。
府中市の屋根修理でよくいただくご質問
- 府中市で屋根の修理に助成金は出ますか?
-
屋根の補修そのものに対する助成制度は、府中市にはありません。市が公式ページに名指しで書いています。ただし重い屋根を軽い屋根材に葺き替えて耐震性を上げる工事であれば、木造住宅耐震改修助成(費用の2分の1・上限170万円)が視野に入ります。屋根に断熱材を入れる工事なら、国のみらいエコ住宅2026事業が使える場合があります。
- 「府中市の耐震改修助成は110万円」と書いてあるページを見ました。
-
府中市の現在の案内では、耐震改修の助成は改修費用の2分の1・上限170万円です。110万円という数字が残っているページが複数ありますが、古い情報です。助成金は市の公式ページで確かめてください。
- 耐震改修の助成は、どの会社に頼んでも使えますか?
-
使えません。建築工事業の許可を得た事業所を市内に有し、耐震補強に関する講習会を受講した事業者に限られます。市が利用可能な施工業者名簿を公開していますので、依頼先を決める前にご確認ください。
- 委任払い制度とは何ですか?
-
工事の費用から助成金を差し引いた額だけを事業者に支払い、助成金は市から直接事業者に支払われる制度です。いったん全額を立て替える必要がなくなるため、初期費用の負担が下がります。利用には委任状の提出が必要です。
- 瓦屋根も塗装したほうがいいですか?
-
陶器瓦であれば、原則として塗装は必要ありません。瓦そのものは長くもちます。傷むのは瓦の下の漆喰、防水シート、野地板です。表がきれいでも下地が寿命を迎えていることがありますので、点検の対象はむしろそちらです。セメント瓦やモニエル瓦は表面が塗装されているため、塗り替えが必要になります。
- 屋根の修理に火災保険は使えますか?
-
台風や雪、雹で壊れた分は風災・雪災・雹災の補償で直せることがあります。古くなって傷んだ分は出ません。経年劣化との見分け方、写真の残し方、申請の順番は『屋根修理に火災保険は使える?』にまとめました。
- 府中市まで来てもらえますか?
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伺えます。当社の事務所は調布市多摩川にあり、府中市までは車で20分ほどです。府中市は営業エリアのなかでも古くからお付き合いのある地域です。
- 点検と見積もりは無料ですか?
-
無料です。屋根に上がって状態を確認し、屋根材の種類、傷んでいる場所、直す方法と理由をご説明します。府中市の耐震改修助成を使う工事なら、市の名簿の業者との分担もその場でご相談できます。契約を急かすことはありません。
府中市で屋根修理をお考えの方へ

府中市の屋根修理では、市の助成は屋根の補修には出ないものの、屋根を軽くする葺き替えなら耐震改修の助成の話になるということです。また、断熱材を入れるなら国の制度、台風や雪で壊れたなら火災保険。屋根の工事に使える制度は、市の助成の外にあります。工事の内容を決める前に、どの道が使えるかを一度整理しておかれるとスムーズです。
「いきなり訪問営業を受けたが判断がつかない」「天井から雨漏りが…」「屋根の状態を見てもらいたい」。
なんとなく気になるけど…そんな段階でのご相談も大歓迎です。コールセンターまたはご相談フォームよりお気軽にご予約ください^^